カード不正利用 原因と手口と対策

(Last Updated On: 2019年11月3日)
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カードを不正利用されると怖いこと

「カードを不正利用される」

と聞くとその響きだけでも怖いですが、

本当に怖いことはなんでしょうか。

 

それは

 「自分の身の丈を超えた支払いをされて、 

 

 自分の支払い能力を超えた請求が自分に来ること」 

です。

 

 逆にそれさえ防ぐことができれば 

 

 不正利用されてしまうこと自体はそこまで怖いことではありません。 

 

 

 

 

 

 

一番大事なのは、不正利用されたときの被害を最小限にすること

クレジットカードやデビットカードを使って輸入をする以上、

かならず誰かに不正利用される

という覚悟でいたほうがいいことは確かです。

ということは

 「最悪カードを不正利用されたら、どうしたら被害を最小限にできるか」 

 

 を考えることが先決です。 

 

まずは、クレジットカードではなく

 「デビットカード」 

を作りましょう。これが一番大事です。

 

意外とクレジットカードとデビットカードの違いを

ご存知ではない方も多いですが、両者はけっこう違います。

 

クレジットカード= ローンが組める。分割払いができる。 

デビットカード= 残高にある金額しか支払えない。 

 

         一括払いしかできない。 

 

店頭やネットショップで支払いができるキャッシュカード。

それがデビットカードです。

クレジットカードだと不正利用されたときに

分割払いやローンで大きな金額の買い物をされてしまう可能性がありますが、

デビットカードではその可能性がありません。

デビットカードは、

一括払いしかできない上に、口座残残高にあるお金しか使えないからです。

 

もう一つの対策は

「一日の支払いの限度額を設定し、

今の仕入れに必要な金額以上のお金を入れておかないこと」

です。

 

 これなら不正利用されても、 

 

 ご自身の支払い能力以上の請求はきません。 

 

この2つの対策をしておくことで、

不正利用をもくろむ犯罪者が

多額の買い物をしようとした場合の注文自体を自動的に拒否できます。

なぜなら、

「残高不足」

を理由に注文が弾かれるからです。

デビットであれば分割払いもできません。

 

 

 

 

 

 

でも、できれば請求が来る前になんとかしたい

ここまで、

「カードを使うのは危険」

という話をしてきましたが、

幸い多くのカード会社は不正利用を検知するシステムがある上、

不正利用された場合は補償されるサービスがあります。

たいていの場合は、このシステムによって利用者への実質的な被害額はゼロになります。

※これらのサービスについてはカードを登録する前に、

カード会社のホームページなどで確認しましょう。

 

これらのサービスがあるのはカードを使う上での安心材料ですね。

でも、ちょっと待ってください。

これは

「第三者が不正利用したことがあきらかで、

カード所有者にあきらかな過失がない場合に保障される制度」

です。

 それが証明できないのであれば、 

 

 泣き寝入りになる可能性もゼロではありません。 

そう考えると、

カード会社のシステムを全面的に信用するのではなく、

 カードを不正利用されたらできるだけすぐに気づくための方法が必要になります。 

次回は、「カードが不正利用されたことをいち早く察知する方法」について書きます。

 

その他の悩みがある方はこちら。

カードの不正利用に気づくには

支払い手続き Q&A

 

 

 

 

 

 

 

 

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