価格2万円以下の安い組み立て式3Dプリンターでできること【アリエクスプレス動画】

(Last Updated On: 2019年4月24日)
この記事を読むのにかかる時間: 357

Aliexpressで3Dプリンターが買える!?しかも、値段は2万円以下!

3Dプリンターを中心に

様々なおもしろグッズを紹介しているチャンネル

RZtronicsの動画です。

 

最初に映し出される謎のらせん状で緑色の物体ですが、

これはいったいなんでしょうか…。

 

次に円形のシートのようなものを作っている映像が映ります。

「コップを乗せるコースターかな?」

と思いましたが、段々と立体的になっていいます。

 

3Dプリンターなので、下から順番に作っていくんですね。

コースターに見えたのは底の部分だったようです。

だんだんと内側が空洞の形であることがあきらかになっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

途中に映るピカピカ光っているのは、

Arduino Mega with RAMPS1.4

というのはコントローラーの名前だそうです。

拡張性の高さが特徴です。

 

Aliexpressでも販売されています。

商品は同じでも値段には多少差があります。

安いものは個人で作っている可能性がありますが、

そもそも安いのが売りのコントローラーのようです。

 

最終的に完成したのは、花瓶だそうです(笑)。

これだけ薄くらせん状の複雑な形を2万円以下のプリンターで作ったと考えるとすごいですね。

花瓶ということは、水がもれないように穴もないわけです。

 

こちらの商品、ドルで購入したようですがいくらだと思いますか?

 

 なんと150ドルです。 

 

安いですね。すばらしい。

「商品を量産して自分だけの販売する」など、夢が広がりますね。

 

 

 

 

 

 

 

この商品を買うときの注意点

このブログでは他の記事でもだいぶ書いていることではありますが、

コンセントを使う商品なので、

転売目的で購入したとしてもそのままでは販売できません。

輸入掃除機はそのまま転売できない? 輸入家電・自作家電の規制 ~電気用品安全法~ – アリエクスプレスで中国輸入

 

厳密な検査とPSEマークの付与が必要で、

これは個人ではだいぶハードルが高いので転売は考えないほうがいいでしょう。

また、個人で使う場合においても、

変圧器等のなんらかの周辺機器が必要になる可能性が高いです。

 

「変圧器なしでつないだら、一瞬で壊れました」

なんていう事例もときどき聞きます(苦笑)。

やらないように注意しましょう。

時間とお金と組み立ての労力が無駄になってしまいます。

 

また、中国製品なので説明書がついているとは限りません。

元々3Dプリンターに造詣が深いか、

もしくは組み立て方を調べながら作れる方じゃないと

組み立てられない可能性もあります。

 

購入前に

「ネットに組み立てレクチャー動画・レクチャーサイトがあるか」

を確認してから買うのも一つの手ですね。

 

「これなら自分でも組み立てる」と確信できれば購入に踏み切れます。

値段も安価ですしね。

 

ただ、いくら安価と言っても、例のように「転売不可」の商品なので

「組み立てられないから売ればいいや」

という方法が使えないのがボトルネックですね(苦笑)。

 

3Dプリンターは安いものが増えていますが、

衝動買いせずあくまで比較・検討して買うようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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2 Comments

  1. 伊勢田 建

    司法書士に聞いたのですが、経産省の最近の通達で3dプリンターkitは電気用品安全法から外れたと聞いたのですが、知っていますか?

  2. 山篭 ハウル (Post author)

    おお、そうなんですか。インターネット上を調べてみましたが、「3Dプリンタの作成キットが電気用品安全法の規制から外れた」という明確な情報を見つけることはできませんでした。

    経済産業省が3Dプリンタを取り巻く法律の見直しをしようという動きが見えるんですが、“すでに法律が改正されたのかどうか”というのがよくわかりません。
    ↓ ↓ ↓
    参考2 大括り化により新たに規制対象となる製品を扱っている事業者への影響 調査について

    仮に3Dプリンタのキットそのものが安全法から外れたとしてもACアダプターは引き続き安全法の規制下におかれるはずで、販売するためには
    ・ACアダプタなしで売る
    ・USB式のものを売る
    などの工夫が必要になりそうです。

    また、「あらかじめある程度の部品が組み立てられている場合、どこまで組み立てられているものをキットと見なすか」という線引きもあるんでしょうけど、これもまた手の届く情報からは見えてきません。

    情報のまとまった本なりページなりが多く出てくるといいですね。

    その司法書士の方もなんらかの情報の根拠があって教えてくれたものだと思いますが、そのソース元が気になるところです。

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