輸入のどこに危険が潜んでいるか トラッキング(追跡)できれば安全?

(Last Updated On: 2020年3月29日)
この記事を読むのにかかる時間: 341

基本的な輸入の流れ

商品を注文

商品のトラッキングナンバー(追跡番号)が追えるようになる

商品が届く

受け取り連絡

セラーを評価する

 

日本のAmazonやヤフオク、メルカリと基本的な流れはいっしょですね。

中国輸入の場合は、遠方から長い距離を旅して商品が届くわけなので、

 トラッキングナンバー(追跡番号)が追えるようになる 

というのが特に重要になります。

 

 

 

 

 

 

それぞれに潜む危険

では、何が危ないのでしょうか。起こりうるメジャーなトラブルをそれぞれに書き込むとこうです。

商品を注文→「本当は商品がないのに、発送ボタンを押されてしまう」

商品のトラッキングナンバー(追跡番号)が追えるようになる→「ニセのトラッキングナンバーを教えられて追跡できないようにされる」

商品が届く→「商品の個数不足・破損・商品が違う」など

受け取り連絡→「商品の袋をあけて中身を確認せずに受け取り連絡をしてしまい、セラーにお金が振り込まれてしまう」

セラーを評価する

 

最後の「セラーを評価する」を除いて、これだけ危険が潜んでいます。

とはいえ、 悪意のあるセラーというのは実はそんなにいない ので、

これら全部を経験した人はそんなに多くはないでしょう。

実際は、

「おおざっぱな性格のセラーにあたったことが原因でこちらとトラブルになる」

ということのほうが圧倒的に多いことでしょう(笑)。

例えば、

・梱包が雑で輸送中に破損してしまう。

・注文と色やデザインがちょっと違う。

といったことです。

いずれにしても、

お互いの感覚の違いでトラブルになってしまうのは、

よくないですね。

 

 

 

 

 

 

大事なのは、不安があれば先に進まないこと

セラーに悪意があるかどうかはまずは問題ではありません。

商品が破損している場合も郵送中に破損することはよくあることですし、

箱だけが届く場合も税関で没収されたのかもしれません。

 大事なのは「お金が無駄にならないこと」です。 

 

そのための対策はいろいろな方法があります。

例えば、

・商品が壊れないように あらかじめていねいな梱包をお願いする。 

・自分が 関税で没収されるような製品を仕入れようとしていないか、法律を調べる。 

・商品が 1ヶ月しても届かなければ、セラーにお金が振り込まれないように購入者保護の期間を延長する。 

 荷物の中身を確認するまで受け取り連絡しない 

などです。

なお、追跡できない発送方法を選んだ場合は、

“仮”として違う追跡番号(Tracking number)を教えられても仕方がないことなので、

こう場合はセラーに悪意はありません。

 なるべく追跡できる発送方法を選択して注文しましょう。 

 

その他の悩みがある方はこちら。

安全性・リスク回避 Q&A

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