商品にシールの粘着剤がベッタリついていたら
まさにこの記事を書いている今日あったことです。
複数の指輪が届いたので検品していました。
そのうちの一つになんとべったりステッカーが貼られています。
それも、指輪を一周するように巻いてあります。
一目にして嫌な予感がしてこう思いました。
「これうまくはがせても、ぜったい接着剤ネバネバが残るやつやん」
と。
案の定、接着剤をはがすためにとてつもない手間がかかりました。
さっそく以下の文章を送りました。
I’ve recceived your goods.The quality is good,but,There is just one problem.
(私はあなたの商品を受け取りました。品質は良いです、しかし、ただ一つ問題があります。
)
Please dont put a sticker on the goods.
(商品にステッカーを貼らないでください。)
I had to wash with alcohol for a long time to remove it.
(それを取り除くために私はアルコールで長い間洗わなければなりませんでした。)
dont put a sticker on the goods.
↑Can you tell this to the QC department?
(商品にステッカーを貼らないでください。)
(↑QCデパートメントにこれを教えてもらえますか?)
どうゆう意図がある文章?
こちらで書いたように英語は結論を先に言う言語なので、
日本語のように遠まわしな言い方をしたり、
長たらしい前置きはしていません。
※↓こちら
上の語順がなかなか覚えられません。うまい覚え方はありませんか?
著者が一番言いたいことは2つです。
1つは、
Please dont put a sticker on the goods.
(商品にステッカーを貼らないでください。)
です。
なぜ、貼らないでほしいのかわかるように
「アルコールで洗うのがめちゃたいへんだったんだからね!」
ということを後述して説明しています。
Dont
と書いていますが、厳密に言うと中学で習った
Don’tのほうが正しい書き方です。
2つ目は、
↑Can you tell this to the QC department?
(↑QCデパートメントにこれを教えてもらえますか?)
です。
QC departmentというのは品質管理部門のことです。
これは大事な英文です。
著者からすれば安くていい商品をやっと見つけて買ったわけです。
できれば同じ商品を同じ値段から買いたいわけです。
ということは同じセラーから買う可能性が出てきます。
でも、同じトラブルには会いたくない…!
そういう想いを凝縮した一文です。
「何を伝えればいいんですかー?」
とセラーから聞かれないように、「↑」をつけています。
この文章を使うときの注意点
品質管理部門に苦情を伝えてくれるかどうかはセラー次第です。
でも、もし伝えてくれた場合は、命令系統を伝って上層部がその内容を把握します。
つまり、工場全体で改善してくれる可能性があるんですね。
そしたら、他のセラーから買っても同じトラブルは減ったりします。
苦情を言うときは、
「こらー!」と言うだけじゃなくて「ちゃんと品質管理部門に伝えてくださいね」
と粘り強く苦情の度に言うようにしましょう。
また、いくら問題があったと言っても商品自体に欠陥はなかったわけですから、
Open Disputeによって紛争するのはやりすぎです。
過剰な紛争によってアカウントを凍結されないためにも注意しましょう。
紛争せずに同じトラブルを避ける方法が、
「品質管理部門に伝えてくださいね」
という文だと思います。
関連記事
アカウントロック・アカウント凍結に関して Q&A
他の悩みがある方はこちら
Open Dispute(オープン紛争/紛争提起)Q&A