特設記事
↓ ↓ ↓
この記事の目次
自動キャンセルに対する考え方
“発送”
商品を送りだすことですね。
※“配送”や“配達”のことではありません。
ときどき
「商品が発送されないんですが、
自動キャンセルされるまで待っていたほうがいいんでしょうか？」
という方がいらっしゃいます。
こういったケースの場合、
どのように考えたらいいでしょうか？
まず、
「商品が発送されることが明らかな場合、発送されるまで待てるのなら待つ」
というのは基本的にマナーですよね。
「発送されることが明らか」というのはどういう場合か考えると、
以下２つの条件が両方そろった場合だと思います。
・「物理的に」発送できる商品がある。
・セラーに商品を発送する「意思」がある。
逆に言うと、
このうち片方の条件が欠けているのであれば、
「自動キャンセルと言わず、手動でキャンセルしてもいい」
ということになります。
片方でも欠けていれば商品を送れないからです。
商品が発送されるかどうかをどうやって判断したらいい？
「商品が発送されていない」
というのはあなたが思い込んでいるだけで実は発送されていることもあります。
まずは事実確認をすることが重要です。
チャット・メールを見て発送連絡が来ていないかを確認しましょう。
次に追跡情報を見てみましょう。
追跡できるようになっていれば、商品は配送ライン上に乗っています。
すでに配送業者に荷物が渡っているわけなので、発送済みだということになります。
追跡情報がない場合は、２種類のどちらかが原因である可能性があります。
・あなたが追跡できない配送方法を選択した。
・商品が発送されていない。
どちらにしても、
追跡情報が見られないことには
商品が発送されたかどうかがわかりません。
該当商品のチャットを開いてみましょう。
セラーからなんらかのメッセージが来ているかもしれません。
・追跡情報
・チャット
の両方を見ても発送した形跡がないのであれば、
そこで初めてこちらからセラーに連絡します。
最初はやんわりと
When will you ship the goods?
Please let me know if It’s out of stock.
(商品をいつ発送してくれますか？
在庫切れなら知らせてください）
と言えばいいと思います。
あとはセラーの反応を待ちます。
※let=～させる
※let me know=私に知らせる
もし、セラーにこう言われたら。ケース別対処法
「すぐ発送するよー」
OKと言って素直に待ちましょう。
ただし、注文日から、以下のいずれかに当てはまる状態にあるなら、
注意が必要です。
・注文日から１週間近く経っている（大型セール直後は２週間）
・Buyer Protectionの残り日数が短い。
仮に商品がやっと発送されたとしても、
商品到着前に保護期間（保障期間）が切れるのはいいことではありません。
「やっと届いた商品が壊れていた。
しかも、保護期間が切れていた。」
なんていうケースほど落ち込むことはないからです。
Buyer Protection(購入者保護）の期限の延長申請を送っておきましょう。
安価な配送方法を選んだのであれば、
到着までに最大２カ月前後かかるはずです。
保護期間が残り少なるくなる
↓
セラーに３０日ほどの期間延長を申請する
↓
また、保護期間が残り少なるくなる
↓
セラーに３０日ほどの期間延長を申請する
※繰り返し
という感じで合計２カ月ほど待っていればＯＫです。
（通常は、一回の延長申請で済むはずです）
「在庫がないんです」
商品の仕入れのめどが経っていないということを言っているわけなので、
こちらからキャンセルするべきです。
OK.I’ll cancel.
（わかりました。キャンセルします）
と言ってキャンセルボタンを押しましょう。
「配送ラインが込み合ってるんです」
難しい問題です。
ですが、セラーが「発送する」と言っているのであれば、
待ってみていいと思います。
ただし、「すぐ発送するよー」と言われた場合と同じく、
Buyer Protectionの期間が切れないように注意しましょう。
「すでに荷物は配送ラインに乗っています」
この場合は、発送が終わっていて、荷物は配送中です。
Buyer Protectionの期間が切れないように延長申請しながら、
荷物の到着を待ちましょう。
「…。」（無言）
みなさんを一番悩ませるのはこのパターンです。
実は、アリエクスプレスでは数日返信しないセラーは普通です。
数日ぐらいは待ってみていいと思います。※セール中やセール後は１週間～２週間ぐらい。
セラーがすぐに返信しない理由は様々だと思います。
・ショップが休みだから。
・従業員が少ないから。
・お客さんから毎日大量の連絡があるから。
・買い手からメッセージで送られてきた英語がわけわかんないから。
アリエクスプレスの悩み相談を受けていると、
けっこうみなさん自身がこの
「わけわかんない英語」
を送ってるケースがけっこう見られます(苦笑)。
例えばこういう英語です。
・語順めちゃくちゃ（解読不能）
・ひたすら現在形で質問する（過去の話？それとも未来の話？）
・あれ・これ・それといったわかりにくい主語（どのこと？）
・「送るか送らないか」以外のことまで質問してしまう（それは今言わなくてもええやろがい）
みなさん、セラーが返信しない日数が長くなればなるほどに
不安になってぐちゃぐちゃとわかりにくいチャットを送ってしまいがちのようです(苦笑)。
話がややこしくなるだけなので、（本当にマジで）気を付けましょう。
英語に自信がある方も、ない方も、翻訳サイトを使っている方も聞くことはシンプルでいいんです。
When will you ship?
（いつ送ってもらえますか？）
基本的にはこれだけ。
ただ、“アリエクスプレスの常識”で考えたときに１週間も返信がないのはさすがにマナー違反です。
※大型セール直後は２週間ぐらいは待ちましょう。
そういう場合は、こちらから手動でキャンセルしていいと思います。
もちろん時間に余裕があるのであれば、気長に待つのももちろんアリです。
ただし、発送を待つのであれば、他のケースと同じく
Buyer Protection（購入者保護）の保障期限の残り日数だけは注意しましょう。
「少なくなったら延長申請」です。
とりわけ、追跡できない配送方法の場合は、
「送った・送らない」がわかりにくいので、
保障期限が十分な日数確保されていることは重要になります。
関連記事
商品をキャンセルする 「発送前までに」がポイント
30日経っても商品が届かないときは ～返金を頼むのはまだ早い～ 【Aliexpressトラブル】
商品が届かないときにやっちゃいけないこと【Aliexpressトラブル】
商品を追跡する
その他の悩みがある方はこちら。
配送・追跡・購入者保護 Q&A
Pingback: 配送・追跡・購入者保護 Q&A – アリエクスプレスで中国輸入
Pingback: awaiting shipmentの意味【中国仕入れのビジネス英会話・英文・単語】 – アリエクスプレスで中国輸入